埼玉県内で調剤薬局などの運営を行うヴェルペンファルマは、6月16日、高齢者と障がい者に対して、住まいや医療、介護、予防、生活支援サービスを一体的に提供する、地域包括ケアシステムの構築に取り組むことを発表した。
同社はこれまで、調剤薬局を中心に、介護施設や高齢者向け住宅、地域包括支援センターなど27の事業所を運営し、地域密着型の包括ケアシステムを構築してきた。そこへ障がい者も含め、調剤薬局を核にした独自の地域包括ケアシステムの構築をめざしていくという。
地域包括ケアシステムを、調剤薬局を主事業とする企業が行うのは、全国的にも珍しい例だ。
同社のこの取り組みは、埼玉県が新たな事業展開に取り組む中小企業を表彰する「第4回渋沢栄一ビジネス大賞」でも特別賞を受賞している。
◎ヴェルペンファルマ
http://www.welpen.jp/