日本年金機構への不正アクセスによって個人情報が流出した人の数が約101万人にのぼることが、6月22日、明らかになった。
年金受給者53万人、被保険者49万人の個人情報125万件が流出し、被害は全都道府県に及ぶ。
最も被害が多いのは大阪府の96,884人で、その次が東京都の96,172人。大都市圏のほか、北海道や福岡での流出も目立つ。最も少ない山形県でも3,383人の個人情報が漏れた。
基礎年金番号・名前・生年月日・住所の4情報がすべて流出した約1.5万人には、6月3日と4日、流出を知らせる文書が機構から発送されている。
22日からは、2情報もしくは3情報が流出した人に対し、同様の文書を順次送付していく予定。送付には今月いっぱいかかる見込みだ。
機構では専用コールセンターを設置しており、国民からの問い合わせに応じている。
電話番号:フリーダイヤル 0120-818211
受付時間:8:30~21:00(平日および土日)