通信講座のユーキャンとレクリエーション介護士制度を手掛けるスマイル・プラスは、昔の日用品や風景の写真をカード型にした、介護レクリエーション素材「思い出しカード」を共同開発した。
6月15日より、ユーキャンの通販サイトのほか、全国の主要書店で販売を開始する。
「思い出しカード」とは、昭和20年~35年頃に使われた日用品や、当時よく見かけられた風景の写真をカード型にしたもの。カードを見た人が、周囲の人たちと思い出を語り合うことで、心の安らぎを得たり、日々の暮らしを生き生きとさせたりする効果が期待できる。
写真は、実際にデイサービスに通う高齢者が見て、反応がよかったものが採用された。
カードは「モノ編」と「風景編」の2種類あり、いずれも50枚入り。
カードの裏面には、それぞれ高齢者の回想を引き出す問いかけ文が記載されており、コミュニケーションの助けとなる。
また、カードの解説書も付属しており、当時の様子を知らない年代の人でも使えるよう工夫されている。
価格は、「モノ編」「風景編」の2種類セットが5,400円、単体ではそれぞれ2,900円(いずれも税抜)。
◎ユーキャン
http://www.u-can.co.jp/index.html
◎スマイル・プラス
http://smile-plus.co.jp/