目黒区の病院および老健施設で集団食中毒―東京都
目黒区内にある東京共済病院と、併設する介護老人保健施設で、集団食中毒が発生した。
6月3日に同病院から目黒区保健所に連絡があり、目黒区保健所が調査を行ったところ、患者からノロウイルスが検出された。
患者は、病院入院者38名、介護老人保健施設の入所者4名、通所者5名、病院職員2名の計49名。患者のなかには104歳の女性もいた。
病院と介護老人保健施設は併設しており、両施設で提供される食事は、病院の調理室で調理していた。発症した患者は全員、この調理室で調理した食事を喫食していたという。
目黒区は、6月8日から3日間の食事の供給停止の処分を行った。
◎東京都
http://www.metro.tokyo.jp/index.htm