全国で調剤薬局を展開する日本調剤は6月1日、2014年度の薬剤費の年間削減効果が154億円に達したと発表した。
同社は、各店舗に常時500品目以上のジェネリック医薬品の常備し、ビデオ上映やポスター掲示などを使ったジェネリック医薬品の啓発を行っているほか、「お薬教室」などの社外活動にも取り組む。
これらの普及活動により、2014年度に先発医薬品からジェネリック医薬品への変更によって削減された年間薬剤費は、前年度より31億円増えて、154億円に達したという。
またジェネリック医薬品の使用数量シェアが80%以上の店舗は113店舗(23%)にのぼり、シェア90%以上の薬局も8店舗あることが明らかになった。
全店舗を平均してもシェアは74.4%(2015年4月現在)に達し、国が掲げる60%の目標を大きく上回ることがわかった。
◎日本調剤
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