オリックス・リビングの居室見守りシステム「Neos+Care」(ネオスケア)が、第3回アジア太平洋地域高齢者ケア・イノベーション・アワード2015で「Best Technology for Operational Efficiency」部門の最優秀賞を受賞した。
4月14日、15日にシンガポールで開催されたこのアワードは、アジア太平洋地域で、高齢者ケアで優れた業績を上げている事業者を表彰するもので、今年は9ヵ国から70を超えるエントリーがあった。
そのなかでオリックス・リビングは、運営する有料老人ホーム「グッドタイム リビング」に導入している居室見守りシステム「Neos+Care」(ネオスケア)の事例を発表した。
NKワークス株式会社との共同で開発された本システムは、入居者の動作(離床など)をセンサーで自動検知し、指定するタブレット端末に画像が転送することで、転倒や転落などを防ぐというもの。
これまで介護現場で課題とされてきた見守りシステムの誤検知を減らし、利用者のプライバシー保護にも配慮した。
本システムは、経済産業省の「ロボット介護機器開発・導入促進事業」にも採択されている。
◎オリックス・リビング
http://www.orixliving.jp/