厚生労働省は5月11日、規制改革会議の健康・医療ワーキング・グループを開き、「かかりつけ薬局」の普及に向けた具体的な方策の検討をはじめた。
重複処方や飲み残しによる残薬を減らすことで、治療効果の向上をはかるとともに、無駄な薬剤費の削減につなげるのが狙いだ。
在宅医療での残薬管理で、薬剤費はおよそ400億円削減できるといわれている。
今後、かかりつけ機能をもつ薬局への加算などが検討されていくとみられる。
◎内閣府 第35回健康・医療ワーキング・グループ
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/meeting/2013/wg3/kenko/150511/agenda.html