リクルートキャリアは4月23日、介護業界入職1年以内の職員を対象とした研修「CHEER UP!」のサービスを4月から開始したと発表した。
「CHEER UP!」は、複数の事業所から新入職員の参加を募り、合同で研修を行うサービス。“業界同期”を職場以外につくることで、勤め先だけでなく介護業界からの離職を防ぐ。
同社の調査によると、新⼊職員は、⼊職後3ヵ⽉と6ヵ⽉のタイミングで仕事や役割に変化が起こり、仕事に向かう気持ちにも変化が生じやすくなるという。⼀⽅で、職場には同期がおらず、気軽に相談できる相⼿がいないことも多い。このタイミングで研修を実施することにより、新任職員同⼠の交流や⾃⾝の振り返り、仕事の意義ややりがいを感じる機会にする。
同社は、介護現場のニーズに応えるため、数百⼈の新⼊介護職員のモチベーションについて2011年から調査・ 解析を⾏い、研修プログラムを開発した。研修の講師には、現場をよく知る介護人材を起用する。また、講師を養成するプログラムも独⾃開発しており、研修講師のキャリアも⽀援していく。
今年度は、東京都、神奈川県、埼⽟県、千葉県で、500社・2,000名の参加を⽬指す。さらに今後は、 階層型研修の開発も進めていくもようだ。
◎リクルートキャリア
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