芸術活動で軽度認知症の発症リスク7割減、PC活動でも5割減―米国神経学会

米国神経学会(AAN)は4月8日、中高年期における趣味活動が、軽度認知症(MCI)の発症を大幅に抑制する可能性があること示す研究結果を報告した。

研究では、記憶や思考に問題のなかった256名(平均年齢87歳)を追跡。芸術活動や工芸活動、社交活動、コンピュータを使用した活動などがMCI発症へ及ぼす影響が調べられた。
平均4年の追跡では、121人がMCIを発症した。
各活動による影響をみると、同様の趣味をもたない人と比べて、芸術活動を趣味にもつ人ではMCI発症リスクが73%低かった。また、工芸活動では45%、社交的活動では55%、コンピュータ利用では53%の発症リスクの低下がみられた。
一方、アルツハイマー病に関連するAPOE遺伝子をもつ人や中年期に高血圧を発症した人、うつや血管に関連するリスク因子がある人では、MCI発症リスクが高いことがわかった。

研究者は、趣味が、ニューロン保護や新たなニューロンの成長促進、あるいは高齢期の認知機能の維持にはたらく可能性があることを裏付ける研究結果であるとコメントしている。

◎『Neurology』
https://www.aan.com/PressRoom/Home/PressRelease/1363

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