血液内の代謝物質で、アルツハイマー型認知症の認知機能の変化をキャッチ―新潟大など

新潟大学の池内健教授ら(脳研究所)とエーザイは共同研究を行い、血液検査でアルツハイマー型認知症(AD)における認知機能の変化をとらえることに成功した。

日本人のAD患者200名と健常高齢者200名を対象に行った研究で、「デスモステロール」と呼ばれる血液中の脂質代謝物質が、AD患者では大きく低下していることを発見。また、この血中デスモステロール値は、認知機能の指標であるMMSE(ミニメンタルステート検査)とも相関することがわかった。
さらにAD患者を経時的に追跡すると、認知機能の低下が著しい患者群ほど、血中デスモステロール値も著しく低下し、経時的な認知機能の変動との相関も示された。

ADの診断は脳画像検査や脳脊髄液検査などで行われるが、高価な機器が必要であったり患者の負担が大きいことが課題であった。
この研究成果により、今後、認知機能が正常もしくはMCIの時期に血液中のデスモステロールを測定することで、将来の認知症発症の予測や薬剤の効果判定などができるようになることが期待される。

◎新潟大学
http://www.niigata-u.ac.jp/

◎エーザイ
http://www.eisai.co.jp/

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