アルツハイマー病予防 カマンベールチーズに有効成分を発見―東京大学

東京大学の中山裕之教授らの研究グループは、キリンおよび小岩井乳業と共同で、カマンベールチーズに含まれる成分がアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβの沈着を抑えることを発見したと発表した。

研究グループは、アルツハイマー病を自然発症するマウスに対し、市販のカマンベールチーズから調製した飼料を与え、脳内のアミロイドβ量を測定。すると、この飼料を与えなかったマウスに比べて、アミロイドβの脳内沈着が減少し、脳内の炎症が緩和されていることを発見した。

カマンベールチーズは白カビで乳を発酵させて製造する。その発酵過程で生成されるオレイン酸アミドとデヒドロエルゴステロールと呼ばれる物質が有効のようだ。
 
チーズ等の発酵乳製品が認知機能低下を予防することは、これまでの疫学調査からも示唆されていたが、その有効成分やどのように作用しているのかは不明であった。今回の研究成果により、カマンベールチーズに含まれる成分が有効である可能性が示唆された。
研究成果は、米国の科学雑誌『PLOS ONE』に3月11日に掲載された。

◎東京大学
http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html

介護食の基礎知識

介護のキホン

介護シーン別に基礎を知る

みんなが注目する基礎知識

要介護度とは?

要介護度とは?

介護度は7段階に分かれていて、要支援1・2、要介...

介護度別ケアプラン事例

介護度別ケアプラン事例

<要支援1>支給限度額49,700円、自己負担額...

デイサービス(通所介護)の選び方

デイサービス(通所介護)の選び方

デイサービスは曜日によって利用者が異なり、雰囲気...

家族で話し合おう

家族で話し合おう

家族で話し合おう...

介護用語を調べる

頭文字から探す

 
 
     
 
         
A B C D E F G H I J K
L M N O P Q R S T U V
W X Y Z              

キーワードから探す

このページのトップへ