シニア向け広告やウェブサービスを展開する株式会社ソーシャルサービスは、栄養・嚥下補助食品メーカーのニュートリーの協力で、20歳以上の男女663人に「介護食」に関する調査を行った。
「嚥下食」について「知っている」と答えたのは全体の23%で、「何となく聞いたことがある」(32%)を含めると、嚥下食を知っていたのは半数程度であった。
「誤嚥性肺炎」について「知っている」と回答した人は55%で、「何となく聞いたことがある」(26%)を含めると、81%の人が「誤嚥性肺炎」を認知していた。
しかし、誤嚥性肺炎の予防方法については、「とろみをつけ、流動性を高める」「ゆっくりと食べさせる」等の正しい予防法だけでなく、「食べ物を小さく刻む」のような、噛む(咀嚼)機能が低下した人に対する食形態を回答した人も多く見られた。
介護で大変なことは、1位が「排便」、2位「食事」、3位「入浴」であった。食事を大変と感じる理由として最も多かったのは「食べる時間がかかる」で、次いで「なかなか食べない」「むせて飲み込めない」であった。
◎ソーシャルサービス
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