厚生労働省は、2月6日、介護保険最新情報vol.418として「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応の強化について」を発出した。
高齢者の虐待に関する2013年度の全国調査の結果が公表されたことに伴い、法に基づく対応を強化するための留意事項について改めて示したもの。
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今回の調査では、虐待の相談・通報の受理から事実確認までの期間が28日以上要した案件が、施設等での虐待では131件、養護者による虐待では329件起こっている。
本通知では、都道府県または市町村に対し、相談・通報があった際には訪問調査を迅速に実施し、必要な対応をとれる体制を整備するよう求めている。
また、今回の調査結果をふまえた高齢者の虐待防止に関する研修会が、2月26日(木)と3月10日(火)に都内で開催される。
行政担当者だけでなく、高齢者の虐待防止や権利養護に関わる団体・機関も無料で参加が可能だ。
日時は、2月26日(木)/3月10日(火)いずれも10:00~16:30
場所は、ラーニングスクエア新橋 6ABC 研修室(JR 新橋駅徒歩2分)
申込みは、下のPDFをダウンロードのうえ、FAXより。