8月1週だけで熱中症の死者18人、埼玉、愛知が上位

総務省消防庁は、8月2日から8日までの1週間に、全国で熱中症により救急搬送された人が6,841人にのぼり、そのうち18人が搬送直後に死亡したという合計速報値(暫定値)を発表した。

6,841人中、65歳以上の高齢者は3,265人と全体の約半数(47.7%)を占めた。症状の程度では、軽症が半数強、中等症約36%、重症3.1%という割合。

5月31日からの10週間において、10万人当たりの都道府県別搬送人数では、群馬県が最も多くて32.95人、続いて愛知県32.5人、鳥取県31.8人、新潟県31.46人、山形県30.34人、島根県29.1人、埼玉県・宮城県28.98人、岩手県28.45人、石川県28.11人、福島県27.92人、栃木県27.52人という順で、7月末まで上位ではなかった県(山形、新潟)も登場している。

逆に少なかった県は、北海道が8.05人と群を抜いており、続いて沖縄県14.32人、神奈川県14.83人、長崎県16.64人、徳島県16.79人、東京都16.89人と、多い県の半分以下と大きく差が出た。

また、同期間で死亡者の多かった県は、埼玉県15人、愛知県10人、三重県7人、千葉県・茨城県6人、岩手県・新潟県・大阪府・兵庫県5人となっている。

週ごとに見ると、19〜25日が9,895人とピークとなり、翌週25日〜8月1日は5,460人とやや下がり、今回の8月2日〜8日が6,841人と再び上昇した。

消防庁が集計を開始した今年5月31日以降の死者は118人。搬送時に重症と診断された人も1,060人となり、入院後に死亡した人を含めると、死者はさらに増えるものとみられる。

◎環境省熱中予防情報サイト
◎消防庁

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