オムロンヘルスケアは、測定した血圧データをスマートフォンなどに転送して管理する上腕式血圧計を、2月6日より発売する。
高血圧は日本人に最も多い病気で、適切に治療・管理を行うには、毎日家庭で血圧を測定し、変動リズムを管理することが必要といわれる。
同社が新たに発売する上腕式血圧計(HEM-7510C)は、家庭用血圧計としては初めて、“Bluetooth”と“NFC”と呼ばれる近距離無線通信技術を搭載。
測定したデータは、この無線によりiPhoneやスマートフォンに転送され、専用アプリやパソコンで血圧の変化をグラフで管理することができる。
またディスプレイには測定状態や結果が表示される機能が搭載され、測定を開始すると、測定中であるというメッセージの表示とともに、カフ(腕帯)の巻き具合をチェックして光と文字で表す。正しく測定ができた場合には「測定が完了しました」、測定中に体が動いたり、カフの巻き方がゆるかった場合には「再測定をおすすめします」というメッセージとともにその理由が表示される。
データは、2人分の朝と夜の血圧値を個別に管理でき、それぞれの8週間分の週平均値をグラフで表示(血圧値トレンド表示)することができる。
また、朝に測定した血圧の週平均値が、家庭血圧の基準値である135/85mmHgを超えた場合、早朝高血圧マークとともにメッセージが表示され、早朝高血圧の確認に役立つ。早朝高血圧は、脳卒中や心筋梗塞との関連が指摘されている。
◎オムロンヘルスケア
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