ソニー生命は、全国の20~59歳の男女1,000名を対象に、ライフプランニング関する調査を行い、1月16日、その結果を発表した。
■年代が上がるほど「老後の生活設計」が不安
最近感じる生活不安は、「家計・経済状態(賃金水準や資産状況など)」が62.6%で最多であった。
また「老後の生活設計」は42.2%、「家族の老後・介護」も25.7%にみられ、「老後の生活設計」については、年代が上がるほど割合が高かった(20代:26.8%、30代:37.6%、40代:46.0%、50代:58.4%)。
■老後の備えとして安心な貯金額と、実際の貯金額には大きな差
「老後の生活は年金だけでは不安」について、「非常にあてはまる」が71.4%、「ややあてはまる」が22.8%で、合わせると94.2%となり、9割半の人が老後の生活を年金だけでやりくりすることに不安を覚えていることがわかった。
老後の備えとして安心な額は、「1,000万円台」が28.9%で最も多く、「2,000万円台」は15.9%、「3,000万円台」は14.0%、「5,000万円台」は14.8%で、平均額は3,162万円であった。
一方、実際に老後までに貯められる額は、「500万円未満」が31.8%で最も多く、「500万円以上~1,000万円未満」は25.5%、「1,000万円台」は20.7%で、平均額は1,307万円であった。
■老後の夢は「家族で仲良く」が最多だが、「旅行」への欲求も高い
リタイア後(老後)の夢で最も多かったのは「家族仲良く暮らす」(32.9%)、次いで「温泉めぐり」(30.0%)、「田舎暮らし」(12.7%)であった。
そのほか「世界一周クルーズ」(11.5%)、「世界遺産めぐり」(11.4%)、「鉄道での日本一周」(11.1%)、「キャンピングカーで旅に出る」(7.8%)といった旅のプランも上位10項目にあがった。
■今後の人生のために始めたいことは、1位「貯蓄を増やす」、2位「節約」
今後の人生のために、2015年から始めたいことの1位は「貯蓄を増やす」(49.8%)、2位は「節約する」(32.4%)で、お金に関することがトップ2となった。
以降は、3位が「健康を増進させる」(30.0%)、4位が「規則正しい生活を送る」(26.7%)で、健康に関することが続いた。
◎ソニー生命
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