熟睡する時間が短いほど認知症のリスクが上昇―米国神経学会

米国神経学会は、12月10日、睡眠時無呼吸のある人や熟睡(徐波)時間の短い人は、認知症に関連性のある脳の変化を起こしやすいという研究結果を発表した。
睡眠時無呼吸や肺気腫などにより血中の酸素が少ない人では、そうでない人と比べ、認知症の発症に関与する「マイクロ梗塞」と呼ばれる脳組織の小さな異常をもっている可能性があるという。

研究では、平均年齢84歳の日系米国人男性167人を対象に、在宅睡眠検査を実施し、死亡するまで平均6年間追跡調査した。
脳を解剖し、アルツハイマー病に関連性のある微小梗塞、脳細胞の脱落、プラークや塊、レビー小体の有無を確認し、睡眠中の血中酸素濃度や徐波睡眠時間との関連が調べられた。
その結果、血中酸素濃度が低い状態の時間が短い群の41人中4人に微小梗塞が認められたが、酸素濃度が低い状態が長い群では42人中14人に異常が認められた。
また、徐波睡眠時間が最長だった群の38人のうち7人に脳細胞の欠落がみられたが、最短だった群では37人のうち17人に脳細胞の欠落が認められた。
この結果は、喫煙やBMIなどの因子で調整しても変わらなかった。

◎米国神経学会プレスリリース
https://www.aan.com/PressRoom/Home/PressRelease/1326

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