居宅介護支援事業所が監査で虚偽報告、事業所取り消し−−静岡県

静岡県は11月16日、監査における虚偽報告などを行ったとして、県内の2法人4事業所に対し、指定取り消し処分にすると発表した。
発表によると、行政処分の対象となるのは株式会社八起(本社:静岡県伊豆市、代表取締役:奈良初枝)が運営する「訪問介護」「通所介護」「居宅介護支援」の3事業所と、有限会社ノンケアセンター(本社:静岡県伊東市、代表取締役:野村博繁)が運営する「居宅介護支援事業所」の計4か所。

それぞれの事業所では二重請求や架空請求をしたとし、ケアプラン上においても不正請求に関与したとしている。返還額は株式会社八起が約1400万円、有限会社ノンケアセンターが約30万円となっている。

【行政処分概要】
■事業者名
 ・株式会社八起(やおき)(代表取締役 奈良初枝)
   対象事業所名 訪問介護ステーション 多宝苑(たほうえん)
          通所介護事業所 多宝苑
          居宅介護支援事業所 多宝苑
   所在地    伊豆市八木沢1363番地の6
   事業の種類  訪問介護通所介護居宅介護支援
 
 ・有限会社ノンケアセンター(代表取締役 野村博繁)
   対象事業所名 有限会社ノンケアセンター
   所在地    伊東市八幡野1083番地の3
   事業の種類  居宅介護支援

■指定取消日 2009年11月30日(処分決定日:2009年11月11日)
■指定取消し理由
 (1)訪問介護ステーション多宝苑
   同一時間帯に通所介護と訪問介護を実施したとする介護報酬の二重請求、出勤していないヘルパーがサービス提供したとする架空請求(不正請求)
 (2)通所介護事業所多宝苑
   サービス提供時間不足を充足していると偽った水増請求、看護職員の人員不足による基準違反及びそれに伴う不正請求
 (3)居宅介護支援事業所多宝苑
   不適正なケアプランを作成し、訪問介護および通所介護サービスの不正請求へ関与
 (4)有限会社ノンケアセンター
   不適正なケアプランを作成し、多宝苑の通所介護サービスの不正請求へ関与
   サービス担当者会議の未開催、モニタリング記録の未整備などの運営基準違反およびそれに伴う不正請求
   監査における虚偽報告

■問い合わせ
静岡県厚生部 長寿政策局介護保険
TEL 054-221-3243

・静岡県
・静岡県報道発表資料

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