アドバンスト・メディアは、1月15日より、場所や時間を問わず、話すだけでに診療録や介護記録を作成できるクラウド型音声入力サービス「AmiVoice CLx(アミボイス シーエルエックス)」を販売開始する。
AmiVoice CLxは、マイクに向かって話すことで医療記録を作成できるクラウド型の音声入力サービス。
院内や介護施設などの限られた環境だけでなく、関連施設や自宅、出張先など、場所を選ばず診療録や介護記録を作成することができる。またブラウザからログインし、サーバーに蓄積された音声データを再生することも可能だ。
音声入力は、キーボード入力と比較して3倍早い入力が可能といわれ、入力時間の短縮により残業時間・人件費の削減が見込まれる。またキーボードが苦手な人でもスムーズに入力できるという利点もある。
医療分野におけるクラウドサービスは、診療録等を民間企業が保有するデータセンターへ外部保存することが可能となった2010年2月以降、本格的な提供が開始されている。加えて、東日本大震災で発生した津波災害による医療カルテの喪失問題をきっかけに、積極的にクラウドサービスを取り入れる医療機関が増えている。
同社の音声認識を活用した医療用音声入力システムは、95%を超える高い認識率が評価され、これまでに4,803施設に導入されている。AmiVoice CLxは、従来のパッケージソフトウェアに比べて利用しやすい料金体系で、導入方法も手軽なのが特徴だ。
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