電子事業を手がけるコンテックは、12月12日、音声認識を応用した看護・介護用の「見守り呼びかけシステム」技術を開発したと発表した。
音声認識などのICT(情報処理・通信)技術を駆使して開発されたシステムで、患者や要介護者の危険な動きを検知すると、自動的に呼びかけや注意喚起を行うと同時に、看護・介護従事者へ通報する。
医療・介護施設だけでなく、在宅看護への応用も期待されるシステムだ。
また、起床・離床の瞬間の画像を看護・介護従事者に送信したり、行動パターンに応じた通報を行うことで、患者・要介護者の状況に応じた適切な看護・介護が図ることができる。
音声認識で取得した患者・要介護者の会話内容は、蓄積することにより、各人に応じたケアプラン作成に活用することもできる。
◎コンテック
http://www.contec.co.jp/