12月8日に発表された、大和ネクスト銀行が行った調査によると、60代~70代のシニアは、50代のシニア予備軍よりも「ハッピーライフ」を実感しているという結果が出た。ただし、男女別にみると、男性よりも女性のほうがその傾向は強く認められた。
相続に関する質問では、「自分の死後の相続や葬儀の手続きのことを考えたことがある」という人は54.2%と約半数であった。一方で、「自分が要介護になったときや死後に備えて、対策ができている」という人は23.0%にとどまった。
過半数のシニア・シニア予備軍が死後の手続きについて思いを巡らせたことがあるにもかかわらず、実際には7割半の人が自分に万一のことが起きたときの対策ができていないようだ。
また、来年1月から適用される相続税の税制改正の内容について知っている人はが34.2%で、いまだ十分に浸透していないと考えられる。
調査は、全国のシニア予備軍 (50~59歳) とシニア (60~79歳) の男女1,000名を対象に行われた。
◎大和ネクスト銀行
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