厚生労働省医薬食品局は、11月20日、軽度および中等度のアルツハイマー型認知症の治療薬であるレミニール(一般名:ガランタミン臭化水素酸塩)について、『使用上の注意』を改訂し、重大な副作用として「急性汎発性発疹性膿疱症」を追記するよう、日本製薬団体連合会に通知した。
急性汎発性発疹性膿疱症は、急性に発症し、黄色い小さい膿疱性の発疹が全身に汎発する疾患で、重症薬疹の一つ。薬剤を摂取した後に、高熱を伴って急激に発症する。
国内では報告されていないが、海外での報告が集積したたため、改訂が適切と判断された。
レミニールは、製造販売元のヤンセンファーマとともに、武田薬品も提携販売を行っている。
◎通知内容
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku/file/h261120_001.pdf
◎厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/