カゴメは、10月16日、同社が保有する植物性乳酸菌Lactobacillus brevis KB290(以下ラブレ菌)の摂取が、インフルエンザに感染するリスクを低減させる可能性があることを明らかにした。
同社が栃木県那須塩原市の小学生計2,926名(有効人数1,783名)に対して行った研究によると、1月14日~3月7日の約2ヵ月間、ラブレ菌を含む飲料を毎日(休校日を除く)摂取した児童では、インフルエンザの罹患率が15.7%と、摂取しなかった児童(罹患率23.9%)よりも明らかに低かった。
また、インフルエンザ予防接種を受けていない児童ほどより顕著な効果が確認されたという。
同社は、インフルエンザ予防接種をうけないことを推奨するものではないとしているが、ラブレ菌の継続的な摂取が体の免疫力を高め、インフルエンザの予防に有効であると期待している。