シニア世代のジェネリック薬使用率、わずか3割――医療と医薬品に関する調査

株式会社ジー・エフは、同社が保有するシニアデータベース(60代以上男女)を対象に、6月1日「医療と医薬品に関する調査」を実施した。その結果、313件の回答を得、7月20日、集計内容を発表した。

まず、最近の通院状況についてたずねると「最近1年以内に通院した」シニアが約9割おり、その頻度は「月に1回程度」が33%と最も多く、次いで「2〜3カ月に1回」が22%、「月2〜3回程度」が約15%だった。「週1回程度」は約10%、週2回以上は 約5%だったが、年代・性別別にみると、男性の「週2回以上」の割合が、年代が高くなるにつれてやや減少傾向にある状況が見て取れた。また、世帯人数別では、単身者ほど通院頻度は高かった。

「薬を処方されているか」という設問には、約8割のシニアが「処方されている」と回答。年代が高くなるほど処方率も高くなる傾向にあった。
「医薬品の購入場所」をたずねた設問では「病院の外で購入」が76%と、7割以上が院外処方で薬を購入していた。また、処方箋薬以外の市販の医薬品の購入場所については、「ドラッグストアで購入」が36.4%、薬局が24%だったが、高齢者ほど薬局で購入する率が高かった。一方で「大衆薬は購入しない」と回答した人も約18%おり、薬に頼らない層が根強く存在することがうかがえた。

ジェネリック医薬品の認知度については、「詳しく知っている」が過半数、「名前程度は知っている」が36%と、9割近いシニア層がジェネリック医薬品について認識があった。しかし、高齢になるほどその率は下がり、80代以上の女性では27%が「聞いたことがない」と回答している。

ジェネリック医薬品を実際に処方してもらっているかどうかについては、「処方してもらっていない」が61%と、「処方してもらったことがある」の27%をダブルスコアで上回った。これは、医師の処方に対して、「ジェネリック医薬品で」と希望を出していないケースが多いことがうかがえる。

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