家族のもの忘れが気になりだしたとき、まずまっさきに尋ねたいのが「もの忘れ外来」。しかし、そこでどんな検査を受けるのかを知る人は多くない。
同人書院から8月に発行された『もの忘れ外来 認知症専門医が教える予防と対策のコツ』は、認知症専門医によって、「もの忘れ」の症状に今どう対処すれば良いのかが具体的に書かれている。 “思い出せない不安”をサポートする、分かりやすい案内書として、もの忘れ外来の門をたたく前に読んでおきたい一冊だ。
■目次■
●第1章 たかが〝もの忘れ〟とあなどってはいけない――ただのもの忘れと認知症の見分け方
●第2章 その〝もの忘れ〟にどう対処するか――レベル別具体的行動案内
●第3章 知っておきたい認知症の検査と治療内容――問診や認知機能検査の実際
●第4章 診療費の負担を軽くするコツ――公的扶助と入所施設の話
●第5章 認知症患者が伝えたいこと 家族にできること――最期まで人間らしく生きるために
●第6章 認知症にならないために今できること――認知症を予防する生活習慣
●第7章 認知症ってどんな病気?――まずは知っておくことで、大半の不安は消える
■書名:もの忘れ外来 認知症専門医が教える予防と対策のコツ
■著者:眞鍋 雄太
■発行:同文書院
■価格:1000円+税
■ページ数:153ページ
■体裁:B6変型判
◎同文書院
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