一般社団法人シルバーサビス振興会は、7月25日、介護プロフェッショナルキャリア段位制度新規レベル認定者が、新たに誕生したと発表した。
介護プロフェッショナルキャリア段位のレベル認定に取り組む職員は、7月18日現在、全国47都道府県で2,570名(0789事業所・施設)となっており(7月18日現在)、レベル認定の取り組みが着実に推進されている。
こうした中で、7月24日のレベル認定委員会での審議の結果、17名のレベル認定者が新たに誕生した。
今回のレベル認定によって、レベル認定者の総数は合計46名となるなど、レベル認定者数は着実に増加している。
今回は新たに北海道・山形県 千葉県、神奈川県、山口県、福岡県で認定者が誕生し、全国19都道府県で認定者が誕生したことになる。また、新たに小規模多機能型居宅介護と短期入所生活介護からも認定者が誕生した。
「キャリア段位制度」とは、成長分野における新しい職業能力を評価する仕組みであり、企業や事務所ごとにバラバラでない共通のものさしをつくり、これに基づいて人材育成を目指すもの。
これまでの資格制度で不足していた「実際にその現場で何ができるのか」という部分を補うため、「わかる(知識)」と「できる(実践的スキル)」の両面を評価する。 なかでも成長分野である介護サービスの従事者に対して、「介護プロフェッショナル」のレベル認定が行われている。
「介護プロフェッショナル」については、既存の国家資格制度や研修制度との関係も考慮し、特に、実践的スキルについて重点的に評価される。認定方法は、エントリーレベルからプロレベルまで、7段階でレベル認定を行う(キャリア段位)が、まずはエントリ―レベルであるレベル1からレベル4について基準をつくり、レベル認定を行っている。
■介護プロフェッショナルキャリア段位制度についてはこちら
https://careprofessional.org/careproweb/jsp/
◎シルバーサービス振興会
http://www.espa.or.jp/