NHKのハートネットTVでは、8月5日、「みとりびと ―看取(みと)りの時間に伝えあうこと―」を放送する。
滋賀県東近江市、永源寺地区では、亡くなる高齢者の半数以上が、病気になっても最先端の医療を求めることなく、いわゆる自然な最期を選択する。食事ができなくなっても、点滴や医療機器を使うことなく、いつもの部屋で数週間を過ごし、枯れるように亡くなっていくのだ。看取る家族は、最期の時間に目を背けずに、寄り添うことで、死と向き合うきっかけを得る。そのようにして、小学生の女の子も大好きだった祖父を看取った。
番組では、66年間連れ添った妻を看取る夫の姿や、小学生の孫へ命のバトンが受け継がれる様子など、半年間にわたって密着取材した村の看取りを紹介する。
■放送日時:8月5日(火)午後8時~8時29分
■再放送日時:8月12日(火)午後1時5分~1時34分
■放送チャンネル:NHK Eテレ
◎NHK Eテレ
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