中央法規から、介護職向けに、『介護の常識・非常識!?場面別 基本マナーとケアの心得』が発行されている。
介護人材の不足から、国は間口を広げ、異業種からの転身組も資格が取れるような支援を行っている。しかし、これまで高齢者と接したことがない人にとって、現場でのコミュニケーションは、テキストどおりにはいかないもの。
介護現場では、傍から見て「おかしい」と思うことを無意識のうちに行ってしまう可能性がある。
本書では、介護職がとってしまいがちな「非常識」な言動を、さまざまな場面ごとに検証し、改善策を提案。社会人としての基本マナーからケアにおける細かな配慮まで介護職として押さえるべきことをわかりやすく解説している。マナーやケアの考え方、仕事への基本姿勢等を見直すきっかけとなる一冊となるだろう。
著者の坂井雅子氏は、施設、通所介護、訪問介護の介護職・相談職として10年以上の経験を経て、2011年起業。現在、株式会社かいごにあ代表取締役。介護従事者向けのオリジナル美容化粧品ブランド「MODET(モデット)」展開中。現在、介護資格講師、セミナー講師として活動。介護福祉士、介護支援専門員。
【目次】
はじめに
Chapter1 マナー・身だしなみ
Chapter2 介護職としての意識と心構え
Chapter3 食事ケア
Chapter4 入浴ケア
Chapter5 排泄ケア
Chapter6 レクリエーション
Chapter7 家族への対応
Chapter8 訪問
Chapter9 送迎
Chapter10 夜勤
おわりに
■書名:『介護の常識・非常識!?場面別 基本マナーとケアの心得』
■著者:坂井雅子
■発行:中央法規出版
■体裁:A5/188頁
■価格:1,800円+税
■ISBN :978-4-8058-3996-6
◎中央法規出版
http://www.chuohoki.co.jp/