フランスベッド株式会社は、超々低床リクライニングベッド「フロアーベッド」(特許出願中)のJIS規格認証を取得し、6月15日より、一般在宅向けに販売及びレンタルを開始した。
これまでの低床ベッドと呼ばれている一般的な高さは240mm前後。それに対して「フロアー ベッド」はベッド最低高110mmを実現し、ベッドからの転落事故を軽減するとともに、高さ調整により介護負担の軽減を図る電動介護用ベッドとなっている。同商品は、昨年6月に福祉施設向けに発売開始して以来、「低いので安心感がある」や「這ってベッドで休むことができる」などと利用者と介護者の双方から好評だったため、一般在宅向けへの展開を決めた。
本ベッドは電動ベッド用のマットレスを設置しても床上170mmとなるため、布団に慣れていた人でも違和感を抱きにくく、ベッドからの手足移動や座位移動も容易となり、自立支援が図りやすい。また、ベッドの高さはボトム面が610mmまで上り、介護しやすい高さに調整が可能なほか、ヘッドボードとフットボードが取り外せ、頭側と脚側の双方から介助ができ、介護時の負担軽減も図れる。
なお、安全対策として、ベッド下降時の足などの挟み込みを防ぐため、利用者の手元スイッチではボトム面高さを240mmより下げられないようにし、介護者用の別スイッチによりベッドを最低高まで下降させる仕様としました。
【商品概要】
■商品名:超々低床リクライニングベッド「フロアーベッド」
■サイズ:幅1030mm×奥行き2140mm×高さ703~1203mm(脚部の底辺を含む)
・低床使用時:ボトムまでの高さ240~610mm(360mm ストローク)
・超低床使用時:別操作でボトムまでの高さ240~110mm まで調整可能
■特長:
・JIS 規格認証取得
・ボトム面高さ110mm にする事で安全性向上
・ボトム幅910mm のセミワイド幅
・背上げ75 度、脚上げ35 度の背上げ・脚上げ機能
・手元スイッチ及び介護者用スイッチ付属
・足の挟まりを防ぐ安全対策
・着脱式ヘッド/フットボードなので、介助が行いやすい
■カラー:ブラウン 重量 約62kg
■材質:ボトム・柱:アルミ、樹脂、フレーム:スチール、ヘッド/フットボード:樹脂、スチール
■安全使用荷量:135kg
■レンタル及び販売開始日:6月15日(日)
■レンタル価格:月額14,400円(介護保険利用者負担額 1,440 円)
■販売価格 426,600円(税込) 本体価格395,000 円
◎フランスベッド
http://www.francebed.co.jp/