【速報】家庭用電気マッサージ器で窒息事故発生!使用中止を呼びかけ――厚労省

厚生労働省は、6月23日、ローラー型家庭用電気マッサージ器による窒息事故について、製造販売業者の株式会社的場電機製作所から、自社ホームページにおいて発表があったと公表した。同種の製品をしている消費者に、使用しないよう注意を呼び掛けている。

的場電機製作所の発表によると、今回の事故は、マッサージ器のローラー部についている「布カバー」を取り外した状態で使用し、衣服がローラー部に巻き込まれ、窒息死した事案。本製品については、過去にも同様の事故が発生しており(別添1参照)、平成24年5月10日に、本製品を添付文書又は取扱説明書の注意事項に従わずに、本製品の布カバーを外したり、破れた状態で使用することは絶対にしないよう、企業から使用者に周知していた。

本製品は、正しく使用することで事故を防ぐことができるが、今回同様の事故が発生したことを受け、的場電機製作所では、本製品を現在使用している消費者に対し、本製品の使用を直ちに中止するよう呼びかけています。 

厚生労働省としては、このような事故が再発したことを受け、本製品以外についても類似の構造を持つ製品については、同様の事故が起こる恐れがあることから、家庭用電気マッサージ器の製造販売業者に対し、同種の製品について紐、衣服等を巻き込む恐れがないか自主点検を行うよう、都道府県を通じて指示した。また、本製品は一般消費者が使用するものであることから、一般に広く注意喚起するため、事故に関する情報を厚生労働省ホームページに掲載するとともに、消費者庁、都道府県及び一般社団法人日本ホームヘルス機器協会に対し、情報提供の協力を依頼している。

同様の商品は、高齢者が購入、使用しているケースも多いことから、ケアマネジャーの皆さんの担当ご利用者にも、ぜひこの事故の件を伝え、所有している場合は、直ちに使用を中止するよう呼びかけてほしい。

■対象商品:
・アルビシェイプアップローラー
・シェイプアップローラーⅡ SR-5118

■発生事故の概要
・平成26 年5 月9 日ころ 山梨県で80 代の女性死亡
・事故発生商品:アルビシェイプアップローラー(昭和61 年2 月21 日製造)
・事故原因:カバーのない状態で使用したため衣服を巻込み窒息したことにより死亡

■過去の死亡事故
・平成11 年 栃木県で40 代の女性
・平成15 年 香川県で60 代の女性
・平成20 年 北海道で50 代の女性
・平成24 年 愛知県で60 代の女性
事故原因・事故発生商品は前項と同じ

■商品画像等は以下より
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11125000-Iyakushokuhinkyoku-Anzentaisakuka/0000048848.pdf

◎的場電機製作所
http://www.matoba.co.jp/

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