東京都は、医療・介護連携型サービス付き高齢者向け住宅モデル事業の平成26年度第2回公募の受付を開始した。締め切りは7月3日。
この事業は、高齢者が医療や介護が必要になっても、安心して住み続けることができる住まいを充実させることを目的とし、サービス付き高齢者向け住宅に医療系事業所(診療所など)と介護系事業所(通所介護など)を併設・連携する場合の整備費の一部を補助するもの。
施設とは異なり、近隣の住民も医療系事業所・介護系事業所を利用できるため、地域の介護・医療の拠点ともなるといった特長がある。
■対象となる事業:
次の1. 及び2. の両方に該当するものとする。
1.医療系事業所と介護系事業所を併設したサービス付き高齢者向け住宅を新規又は改修により整備するもの。
2.住宅内で提供される生活支援サービスと併設事業所により提供される医療・介護サービスの実施主体が相互に連携して、効果的なサービスを提供する体制が整備されているもの。
■補助額(上限):
○生活支援サービススペース等の設置 1,500万円
○緊急通報、安否確認装置設置費(1ヶ所上限) 900万円
○医療系事業所(診療所、訪問看護ステーション) 400万円
○介護系事業所
夜間対応型訪問介護、訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護 500万円
認知症対応型通所介護、通所介護、通所リハビリテーション 1,000万円
小規模多機能型居宅介護、 短期入所生活介護、複合型サービス 1,500万円
※ 医療系事業所、介護系事業所の補助対象はそれぞれ一つとする(ただし、近接事業所は補助対象外)
東京都医療・介護連携型サービス付き高齢者向け住宅モデル事業(PDF形式:208KB)
■公募期間:6月3日(火)~7月3日(木)
■公募要項、審査基準等を掲載したホームページのアドレス:
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kourei/jiritsu_shien/model/index.html