厚生労働省は6月6日、介護保険最新情報vol.377「地域包括ケアシステムの構築に向けた取組事例について」を、各都道府県・指定都市・中核市の介護保険主管部宛に事務連絡を行った。
地域包括ケアシステムについては、市町村が中心となって、地域の多様な支える力を集結させ、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じてつくり上げていく必要がある。特に予防給付を見直し、円滑に地域支援事業へ移行していくためには、市町村が中心となって支え合いの体制づくりを進めることが必須だ。
厚生労働省では、モデル事業で地域包括ケアシステムに取り組んだ市町村の好事例を取りまとめ、紹介している。好事例も参考にしながら、各市町村は取り組むことになる。
【モデル事業実施市区町村】
・北海道下川町
・茨城県神栖市
・埼玉県和光市
・東京都世田谷区
・東京都荒川区
・三重県いなべ市
・奈良県生駒市
・岡山県岡山市
・香川県坂出市
・福岡県大牟田市
・大分県竹田市
・長崎県佐々町
・沖縄県北中城村