<次世代治療剤>アルツハイマー治療剤開発の成功・短縮に期待――エーザイ

エーザイ株式会社は、このほど、米国バイオジェン・アイデック・インク社と共同開発・販促する次世代アルツハイマー型認知症治療剤の提携地域に、欧米など主要地域に加えて日本を追加すると発表した。

エーザイでは、次世代アルツハイマー型認知症治療剤としてBACE阻害剤「E2609」、抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体「BAN2401」を開発しており、今年3月にバイオジェン・アイデック・インク社とこれらの治療剤に関する共同開発・共同販促契約を締結した。

E2609は、エーザイ創製のBACE阻害剤で、アミロイド前駆体タンパク質のβサイト切断酵素であるBACEを阻害することで、アルツハイマー型認知症の病因の一つと考えられるアミロイドβ(Aβ)を減少させる。

BAN2401は、アルツハイマー型認知症に対する免疫療法剤創製を目的としたバイオアークティック・ニューロサイエンス社(本社:スウェーデン)との共同研究から得られたもので、アルツハイマー型認知症を惹起させる因子の一つと考えられる神経毒性を有する可溶性のAβ凝集体に選択的に結合して無毒化、脳内からこれを除去する。
現在、E2609は臨床第II相試験の開始に向けて準備中、BAN2401は臨床第II相試験を進行中だ。

これらの治療剤は、症状改善だけでなく病態の進行を抑制するなどの疾患修飾作用も期待されており、今後はエーザイ主導のもとで共同開発を進め、承認取得後は共同販促を行う。
欧米を中心とする主要地域に加えて提携地域を拡大することにより、「E2609」および「BAN2401」の開発成功確率の向上と開発期間の短縮が見込まれるという。

◎エーザイ株式会社
http://www.eisai.co.jp/

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