<ロコチェック付き>「シニア世代の健康とロコモ」に関する実態把握調査

株式会社ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケート』を利用し、全国の50歳以上の男女を対象に「シニア世代の健康とロコモ」に関するWEBアンケートを実施し、その結果を発表した。

ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略で、運動器の障害のために移動能力の低下をきたして、要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態をいう。

■健康を意識して気をつけていることは、「食事の量」が50.9%でトップ
健康を意識して気をつけていることは、という設問では、「食事の量」が50.9%でトップだった。次いで「塩分を控える」「糖分を取り過ぎない」と、食生活に関するものが続いた。
属性別にみると、「男性50代前半」「男性50代後半」「男性60代前半」は、「特に日頃健康を意識して気をつけていることはない」の割合が他の属性に比べて高く、それぞれ2割近くにのぼった。

■「運動の頻度」に気をつけている人の4割は、「週4日以上」運動すると回答
健康を意識して気をつけていることの中で「運動の頻度」と回答した人に対し、運動の頻度を聞いたとこ
ろ、「週4 日以上」と回答した人は44.4%にのぼった。属性別では「女性70 代以上」が最も高くなっている。
また、具体的な運動内容としては、ウォーキングやジョギング、マラソン、ストレッチや各種体操、球技のほ
か、スポーツクラブに通ってエアロビクスやダンスに取り組んでいる人もいた。

■「ロコモ」の認知率は37.4%。昨年より1 割超の増加
「ロコモ」の認知率は37.4%だった。(「知っていて、どのようなものなのかがわかる」「知っているが、どのようなものかはわからない」の合計)、理解率は17.5%(「知っていて、どのようなものなのかがわかる」)となった。
また、同社が2013 年1 月に実施した同調査では認知率23.6%となっており、1 割超高まった。なお、属性別でみたときに認知率が最も高かったのは、「女性70代以上」で64.0%だった。
認知経路は、「テレビ」が61.5%で最多、次いで、「新聞」31.8%、「ウェブサイト」15.8%となった。

■「ロコチェック」に該当する人は30.2%
続いて、骨や関節、筋肉などの運動器が衰えているサインとされる下記の7 項目について、自分が該当
するかどうかを聞いた。
1. 家の中でつまずいたり滑ったりする
2. 階段を上るのに手すりが必要である
3. 15分くらい続けて歩くことができない
4. 横断歩道を青信号で渡りきれない
5. 片脚立ちで靴下がはけない
6. 2kg 程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳パック2個程度)
7. 家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)

これらの項目は、「ロコモ チャレンジ!推進協議会」の定める、ロコモに該当するかどうかのチェック(=
「ロコチェック」)に使われている。調査の結果、何らかの「ロコチェック」に該当する人は、全体の30.2%だった。

また、最も該当者の多い項目は「片脚立ちで靴下がはけなくなった」の19.4%、次いで、「階段を上がる
のに手すりが必要である」13.3%、「家の中でつまずいたり滑ったりする」12.9%が続いた。
一方、最も少ないのは「横断歩道を青信号で渡りきれない」で2.0%だったが、この「横断歩道を青信号
で渡りきれない」人は、すべての項目に該当する可能性が高くなっている。

(株)ドゥ・ハウス
http://www.dohouse.co.jp/

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