<食費にも影響あり>増税後の高齢者生活・意識調査結果を発表――ワタミグループ

弁当宅配サービスのワタミタクショク株式会社は、4月16日、増税後の高齢者生活・意識調査の結果を発表した。

調査は、17年ぶりの消費税増で税率が5%から8%にアップしたことで、高齢者の生活や意識への影響を探り、主に高齢者宅への弁当宅配を行う同社のサービスの向上に生かすことを目的に行ったもの。
消費税増は、介護保険や周辺サービスの利用にも影響すると考えられる。高齢者の生活意識の一端を知ることで、日々の支援に生かしたい。

【調査の概要】
■名称:増税後の高齢者生活・意識調査
■調査対象と回収サンプル数:
50歳-54歳、55歳-59歳、60歳-64歳、65歳-69歳 70歳-74歳、75歳-79歳の男女各50人、計600名
■調査地域:全国
■調査方法:インターネット調査(同社の登録モニターを活用)
■調査期間:2014年4月7日・8日

主な調査の結果は以下のとおり。

■8割以上の人が日々の買い物で増税を実感
「増税の影響を感じるか」という質問では、「影響を感じる」が42.3%、「やや影響を感じる」が39.7 %、「あまり影響を感じない」が15.2%、「影響を感じない」2.8 %。男女ともに80%以上が増税の影響を感じると回答した。
次に、「増税を感じる瞬間」について「スーパー・コンビニ 」「飲食店」「デパート」「タクシー」「駅」「家電量販店」から選択する質問をしたところ(複数回答)、「スーパー・コンビニ 」が74.3%、「飲食店」が33.7%、「家電量販店」が25.7%、「駅」が23.0%、「デパート」が20.2%、「タクシー」が13.8%の順だった。

スーパーやコンビニで増税を感じると回答した人が74%以上で、デパートや家電量販店で購入するような高価なものよりも日々の生活で消費増税を実感している人が多いことがわかった。

次いで、消費税が10%に上がることに不安を感じているどうかを質問したところ、「不安だ」が48.2%、「やや不安だ」が35.8%、「あまり不安ではない」が12.5%、「不安ではない」が3.5%で、不安に感じている人が8割以上だった。
また、「増税前に比べて、買い物で購入が慎重になったか」という質問では、「そう思う」が39.3%、「ややそう思う」が37.8%、「あまり思わない」が19.2%、「思わない」が3.7%だった。

■増税は毎日の食費にも影響する傾向
「増税をきっかけに、毎日の食費の見直しを考えたことがあるか」との質問では、「考えた」が25.8%、「やや考えた」が32.0%、「あまり考えない」が2.2 %、「考えない」が10.0%だった。

「食費のどの内容を節約したいと考えているか」との質問では、「内食の量や献立数」が57.9%、「外食の回数」が57.3%、「食材の購入先」が48.1%だった。

増税前と後での1食あたりの夕食の費用を質問し、その平均値を出したところ、増税前の平均値は928円だったが、増税後の平均値は852円で、増税後は食費を切り詰めていることがわかった。
高齢者の 1食あたりの夕費は中央値が251~500円だが、外食も含まれるため1,000円近くとなった。

◎ワタミタクショク株式会社
http://www.watami-takushoku.co.jp/

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