厚生労働省は、3月20日、社会保障審議会介護給付費分科会 第10回介護事業経営調査委員会(田中滋・委員長)を開催し、2013(平成25)年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要(案)が示された。
平均給与額の状況は、概ね改善されており、介護従事者の給与等の状況は一貫して上昇していることがわかった。
職種別にみた介護従事者の平均給与額(月給の者)は、以下のとおり。
なお、ここで示される平均給与額(月給の者とは、基本給(月額)+手当+一時金(賞与:4~9月支給金額の1/6)である。
■介護職員
276,940円(前年度+7,180円)
■看護職員
366,460円(前年度+7,850円)
■生活相談員・支援相談員
319,840円(前年度+9,350円)
■理学療法士、作業療法士、言語聴覚士又は機能訓練指導員
350,640円(前年度+8,690円)
■介護支援専門員
333,380円(前年度+7,010円)
なお、この結果を受け、3月27日は社会保障審議会が開催され、内容について詳細に議論された。こちらのレポートは、【特別寄稿】で配信予定。
◎平成25年度介護従事者処遇状況等調査結果の概況(案)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000041546.pdf