厚生労働省は、3月27日、第26回介護福祉士国家試験の合格者を発表した。合格者はこれまでにもっとも多い9万9,689人で、現在の介護福祉士登録者118万5,261人(2014年年2月末)に新たに10万人近くが加わることになる。
第26回国家試験は、2014年1月26日(日)に筆記試験、3月2日(日)に実技試験を行った。
受験者数は15万4,390人、合格者は9万9,689人で、受験者数・合格者ともに過去最高。合格率は64.6%で、第25回の64.4%を微小ながら上回り、こちらも過去最高となった。
合格者の内訳は、女性が7万3,824人で全体の74.1%、男性は2万5,865人だった。年齢別では、41~50歳が2万9,624人でもっとも多く、次いで31~40歳が26,261人だった。
受験資格別では、社会福祉施設の介護職員が9万9,689人でもっとも多く、次いで訪問介護員が2万0,135人だった。
なお、合格者の受験番号は厚生労働省および公益財団法人社会福祉振興・試験センターで掲示するほか、公益財団法人社会福祉振興・試験センターのHPでも閲覧可能。合格基準点や正答についてもあわせて公表する。
◎厚生労働省
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