<高齢者の食>日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会

厚生労働省は3月7日、現在議論を進めている「日本人の長寿を支える『健康な食事』のあり方に関する検討会」において、ライフステージごとの『健康な食事』の在り方例を示した。

この表は、横軸にライフステージ(子ども・成人・高齢者)を、縦軸にそれぞれのステージごとの背景と、健康な食事の目指す姿として、「食べる」「つくる」「伝えあう」が表記されている。

これらの資料から、高齢者にとっての『健康な食事』の在り方を紹介する。

■背景:
〇低栄養傾向の高齢者が約2割いる
・70歳以上:男性14.5%、女性22.5%

〇加齢に伴い、買い物や料理が不便になる
要介護認定者数:65歳以上531万人
・夕食に外食/弁当/給食サービスを週1回以上利用する60歳以上の者:配食サービス34.3%、公的な配食サービス29.2%)

〇単独世帯の高齢者が増加している
・65歳以上の単独世帯の割合の変化:1985年12.0%→2012年23.3%)

■健康な食事の目指す姿:
【食べる】
心身の状態に応じた、必要な栄養バランスを確保するための食生活を無理なく続けることで、加齢による虚弱を予防し、質の高い生活をより長く続ける 

【つくる】
心身の状態にあった食生活を無理なく続けるために、簡便な食事作りや食べ方を工夫できる

【伝えあう】
健康・栄養から食料生産・食文化にいたる、これまでに積み重ねてきた経験や知恵を、身近な人々に伝え、共有する。

そして最後に、「満足のいく生活をより長く続けることができる」ことを目標としている。
つまり、快適で安心な生活を送るためには、健康な食生活が欠かせないことを示唆している。

◎ライフステージごとの「健康な食事」の在り方例
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000039763.pdf

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