<進化する見守り>微細な呼吸レベルの動きも検知する「見守りシステム」を発売

OKIは、就寝時などの微細な呼吸レベルの動きまで検知可能な「電波型超高感度人感センサー」の商品化に成功し、同センサーを用いた「見守りシステム」を、2月28日より販売開始した。また、システム販売のほか、「電波型超高感度人感センサー」とPCなどへの接続ユニット、PC上で動作する評価ソフトを組み合わせた開発用キットの販売もあわせて開始している。

今回発売された「見守りシステム」では、ドップラー効果を利用したマイクロ波電波センサーに、人の呼吸成分を効率よく検出するアルゴリズムを新たに開発して実装した「電波型超高感度人感センサー」を採用。これにより、活動時だけでなく就寝時などの安静状態においても、体調変化や生活リズムの変化をリアルタイムに把握して可視化することができる。これにより詳細な見守りやセキュリティ管理が可能となった。

近年、少子高齢化をはじめとした社会環境の変化にともない、見守りやセキュリティ分野への関心が高まっている。これらの分野で利用されてきた検知システムでは、主に焦電型赤外人感センサー(※2)が使用されており、動いている人の検知には適しているが、温度環境の影響を受けやすく、静止し温度変化のない物体の検知はできないため、安静中の人の状態検知に課題があった。

OKIはこれらの課題に着目し、物体の動きによる揺らぎの違いから周囲の動く物体の影響を排除しつつ、人体の動きを高精度に抽出する研究を行い、微細な動きに反応するドップラー効果を利用して物体の動きを捉え、動きの揺らぎの違いに着目し人を検知する「電波型超高感度人感センサー」を開発した。同センサーを利用することにより、より詳細な見守りやセキュリティ管理の可視化を容易に実現。見守り、介護、セキュリティなど各市場において、それぞれの分野に合せたカスタマイズも可能となっている。

【主な特長】
■広い検知エリア:
おおよそ8畳間を一つのセンサーでカバー。また、複数の無線チャネルを備えているため近接してセンサーを設置でき、容易に検知エリアの拡張が可能。

■小型化により設置が容易:
センサー部が小型(78(W)×98(H)×26.5(D)[mm](突起物含まず))であり、また、配線もLANケーブルのみであるため、天井などへの設置が容易。

■継続的な活動量の検知:
布団、毛布などは電波が透過するため、就寝時なども継続的に活動量の検知が可能。
また、電波により動きのみを検知し、カメラなどを使用していないので、プライバシーが保たれた状況で検知可能。

【電波型超高感度人感センサー 開発キット概要】
■構成:センサー、I/F変換装置、接続ケーブル、評価ソフト
■標準価格:500,000円(税別)
■出荷時期:受注生産

◎OKI
http://www.oki.com/jp/

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