秋田市の電子機器設計・製造を手がける「秋田テクノデザイン」は、排尿や排便を検知して介護者に無線で知らせる排泄介護補助製品「おしりカイテキ」を開発し、販売を開始した。
同製品は、おむつの内側に張り付けるプラスチック製フィルムの排泄検知センサー、おむつや下着に取り付ける小型送信機、受信機の3つで構成。センサーにはカーボンの電極が付いていて、排泄時のみ電流が流れる仕組み。センサーの電流を送信機がキャッチして介護者が持つ受信機に信号を送り、受信機が個人番号やメッセージで排泄を知らせる。センサーは、排泄量に応じたメッセージが流れるものと、一定量に反応する2つのタイプがある。
排泄をリアルタイムで知らせるため、不衛生な状態が回避でき、おむつの状態を確認する手間が省けるので介護者の負担軽減ができる。また、排泄のリズムを把握してトイレ誘導を促すことができたり、疾病予防にも役立つという。
価格は税抜きで、受信機が1台2万円、送信機が1台1万8,000円、センサーは100枚セットで4,000〜5,000円。受信機1台で15人分の排泄を検知できる。センサーは使い捨てタイプ。
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