株式会社マルト長谷川は、2月14日、熱中症対策に特化した遮光日傘、「ヒートブロック」を発売した。
猛暑が恒常化し、熱中症にかかる人が年々増加傾向にある近年。熱中症による脱水症状などで救急搬送者の半数近くを占める高齢者、炎天下利用者宅を移動する介護職にとって、熱中症対策はとりわけ重要だ。
熱中症予防策の1つとして有効なのが、日傘を使用し直射日光を遮ること。従来日傘は「女性が紫外線から肌を守る」ために使うものというイメージがあったが、ここ数年は性別を問わず猛暑対策グッズとして日傘を手に取る人が増加している。
一般的な日傘は、繊維の隙間や糸そのものから太陽光が透過すると同時に、太陽熱も透過する。また遮光機能が施された製品でも、その加工方法はポリウレタンコーティングによるもので、経年劣化しやすく、遮光率数値が安定しないデメリットがあった。
そこで、「ヒートブロック」は、傘生地に極薄遮光フィルムを圧着させた二層構造を採用することで、直射日光を効果的にブロック。二層構造の生地に晴天下の太陽光とほぼ同じ10万ルクスの光線をあてて実験した結果、まったく光を通さないこと、熱を遮る効果があることが第三者検査機関によって証明されている(遮光率は100%、遮熱指数は35以上)。
さらに、紫外線UV-A波・UV-B波をともに遮断し、UVカット率99%以上。その効果は生地が破れたりなどしない限り半永久的に続くという。
従来の遮光日傘の小売価格は12,000円以上が相場だったが、海外で製造を行う事によりコストダウンを図り、市場価格の約50%で商品化を実現している。
【商品の概要】
■商品名:ヒートブロック
■サイズ:長傘52cm、折りたたみ傘47cm
■カラー:ブラック、グレー、グリーン、ネイビー、ワインの5色
■本体価格:¥6,300(税込)
◎株式会社マルト長谷川
http://www.patria-umbrella.com/