<医師もストレス?>医療訴訟の経験のある医師は○割?

医師専用のインターネットサイトを運営するメドピアは、会員医師を対象に「医療訴訟の経験」についてのアンケートを実施し、その結果を発表した。

その結果、「医療訴訟の経験はない」という回答が圧倒的に多く、全体の90%を占めた。訴訟にまで発展しないものの示談で決着したケースもみられる。

ほとんどの回答者は、「幸いにも医療訴訟の経験はない」とコメントしており、訴えられないのは「運がいいだけ」と考えている。「ささいなことでもカルテ記載する」「入院時には説明をきっちりしている」「医師賠償責任保険に加入している」といった対策もみられるが、ヒヤリとした経験は誰にもあるようで、「いつ巻き込まれるか分からず不安」という声も少なくない。

医療訴訟の経験がある」と回答した10%の医師のコメントでは、最終的には和解や示談になった例も多い。「訴訟は時間的にも、精神的にも大きな負担」「医学的な妥当性と乖離した議論となった」「勝訴したが、気持ちは晴れなかった」といった声がみられた。

以下、寄せられたコメントを紹介する。

医療訴訟の経験はない

医療訴訟の報道に接する度に、他人事ではないと感じます。(50代、一般内科)
・なんとかかんとか切り抜けてきました。理不尽な訴訟の報道にはいつもうんざりしています。(40代、消化器外科)
・毎日注意しながら、患者が重篤化しそうな場合は、今後問題になりそうな諸問題を様々な角度から説明し、前もって理解してもらうよう心がけています。(50代、小児科)
・裁判の経験ないですが、示談になったことはあります。病院が矢面に立ってくれました。(30代、皮膚科)
・訴えるぞと家族に言われたことはありますが、治療の経過をきちんと説明したら、一応納得されました。(40代、精神科)

医療訴訟の経験がある

医療訴訟を起こされましたが、結局裁判までは行かず、和解で解決です。こちらが好意で行ったことが裏目に出て、非常に不快な思いをしました。色々な家族がいます。(50代、一般内科)
・私はないが、医局であり、それが一因となり医局が崩壊した。結果は訴えられた先生の完全勝訴。でも時間、失ったポストは帰ってこない。(40代、循環器内科)
・グループの医師の見落としで訴訟になりました。弁護士の考える訴えと、医師が考える訴えはかけ離れていると実感しました。(40代、消化器内科)
・裁判所も行きました。病院の弁護士は負けるはずがないと言っていましたが、結局敗訴。医療裁判は患者側に裁判官は立ちますので、医療側は最初から不利です。長期間にわたりストレスがかかりました。(40代、小児科)
・鏡視下手術での合併症で訴訟となり約7年間悩まされた。(50代、一般内科)
・裁判になり敗訴しました。裁判での、患者死亡に至った判断基準が医学的に誤っており、「医学上の正論は司法の筋書きに負ける」と思いました。何が正しいのか、誰が何をさばくのか?医療裁判は、裁判官、弁護士に当たり外れがあります。(60代、一般内科)
・訴訟の前まで行きました。裁判所より突然証拠保全の連絡があり5~6人の裁判所の人間と原告側の弁護士が来ました。大騒ぎの割にはカルテのコピーを取っただけで帰りました。その後1年たちますが何も動き無しで、提訴をあきらめたようです。(60代、産婦人科)
・訴えられて結審まで12年、勝訴しましたが、気持ちは晴れませんでした。(60代、呼吸器内科)

◎メドピア
https://medpeer.jp/

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