<23区内に140床規模>都内に新たな特養誕生!――都有地活用事業

東京都では、用地確保が困難な都市部における、特別養護老人ホーム等の整備を促進している。その一環として、昨年7月に低廉な価格で貸し付けて整備・運営する事業者を公募していたが、今回、足立区内の都有地の事業者が決定したと発表した。

今回開設されたのは、都営花畑アパートの跡地で、面積は約4,551平方メートル。特養規模140床(ユニット含む)、ショートステイ20床、認知症対応型通所介護居宅介護支援も併設する大規模なものとなっている。
これだけの規模の特養が23区内に誕生するのは珍しい。

■借受者:社会福祉法人聖風会
■所在地(地番):東京都足立区花畑四丁目20番1(都営花畑第2アパート跡地)
■敷地面積:約4,551平方メートル(契約締結時に確定)
■施設規模:
特別養護老人ホーム(ユニット型定員100人、従来型定員40人)
・老人短期入所施設(ユニット型定員20人)
認知症対応型通所介護(定員12人)
居宅介護支援事業所

■貸付期間:50年(定期借地権設定契約)
■貸付料:通常に算定された額の50%減額
■保証金:貸付料の30か月分

■選定方法:都有地等利用事業者選定審査会において、適格性を審査
■応募状況:応募者数16法人

■借受者の法人及び提案内容の概要
法人名:社会福祉法人聖風会
理事長:近藤明
所在地:東京都足立区花畑四丁目39番10号
設立年月日:昭和30年1月6日
主な運営施設:特別養護老人ホーム 6施設、軽費老人ホーム 1箇所、老人デイサービスセンター 9箇所、老人短期入所 6施設、老人居宅介護 9箇所、障害福祉サービス 1箇所、認知症対応型老人共同生活援助事業 1箇所など

■提案内容の概要(審査のポイント)
・組織運営の適格性:都内において、複数の特別養護老人ホーム等多様な事業展開をするなど、本施設を運営するための十分なノウハウと経験を有している。

・財政運営の安定性:施設整備資金のほかに事業開始当初の運営資金が確実に確保されている。

・安全性が高く資金力も十分である。

・事業運営の確実性:地域連携について、足立区内の地域包括ケアシステムのモデル的存在となれるよう、ボランティアの活性化、認知症予防への取組みとネットワーク拡大等に取り組む。医療連携について、足立区内既存施設で既に連携している医療機関と協力関係を構築することで、開設当初から円滑な連携を図ることができる。

・事業計画の妥当性:当該施設を「クローバー大学」と称し、福祉について実体験を通して学べる場として位置づけ、地域に身近に感じてもらえることを目指している。自由提案として、認知症対応型通所介護及び居宅介護支援事業所を併設。

・総評:事業計画や過去の実績等から、適正・適格な事業者であり、長期にわたって安定した事業運営と質の高いサービス提供が期待できる。

■問い合わせ:福祉保健局高齢社会対策部施設支援課( 電話 03-5320-4225)

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