扶桑社は、2012年に発売し大反響だった池谷裕二著『脳には妙なクセがある』を、求めやすい新書判にて発売した。
人の行動や考え方が千差万別なのは、すべて脳のクセのせい!誰もがなんとなく「そうじゃないかな」と思っていたことを、専門家の立場からズバリ解読。
心の痛み」も「体の痛み」も感じるのは同じ部位、歳をとると、より幸せを感じるようになる理由など、だれもが疑問に思いつつ謎だったことが「そうだったのか~」と明快に解説されている。その不可思議さに思わず驚嘆!対人援助職必読の一冊となっている。
【内容】
・「行きつけの店」にしか通わない理由
・何事も始めたら「半分」は終わったもの?
・脳はなぜか「数値」が苦手
・「笑顔をつくる」と楽しくなる!?
・「心の痛み」も「体の痛み」も感じるのは同じ部位
・歳をとると、より幸せを感じるようになる理由
・「今日はツイテる!?」は思い込みではなかった!
・脳は「自分をできるヤツ」だと思い込んでいる
・「オーラ」「ムード」「カリスマ」…見えざる力に弱い理由
・「他人の不幸」はなぜ蜜の味?
・「損する」でも「宝くじ」を買う理由
・就寝前が「記憶」のゴールデンアワー
■著者プロフィール:池谷裕二(いけたにゆうじ)
1970年静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。東京大学大学院薬学系研究科准教授。記憶のメカニズム解明の一端として「脳の可塑性の探求」を研究テーマとし、2012年には、これまで未解明だった脳内の神経細胞同士の結合部(シナプス)形成の仕組みを突き止め、米科学誌「サイエンス」に発表。たゆまぬ研究の積み重ね、成果が国内外を問わず人々を魅了し続けている、日本が世界に誇るべき脳研究者。2006年日本薬理学会学術奨励賞、日本神経科学学会奨励賞受賞。2008年日本薬学会奨励賞、文部科学大臣表彰(若手科学者賞)受賞。
■書名:『脳には妙なクセがある』
■著者:池谷裕二
■体裁:新書判 366頁
■発行:扶桑社
■価格:882円(税込)
◎扶桑社
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