<ノロウイルス>八王子の有料老人ホームで集団食中毒発生

東京は12月5日、八王子市にある介護付き有料老人ホーム「シルバービレッジはち八王子西」の給食で食中毒が発生したと発表した。

11月28日(木)18時20分ごろ、八王子市内の有料老人ホームの施設長から「入所者41名のうち5名が、11月28日(木)16時か18時にかけておう吐、下痢の症状を呈している。患者は各階(2階~4階)に発生しており、食事は1階で食べている」と、東京都保健医療情報センターを通じて八王子市保健所に連絡があった。

これを受けて、八王子市保健所は、ただちに感染症と食中毒の両面から調査を開始。
患者は入所者22名、職員4名及び調理従事者1名で、11月28日(木)16時から11月29日(金)20時30分にかけておう吐、下痢、発熱等の症状を呈していた。

患者は全員、当該施設が調理し提供した給食を喫食。患者の発生状況に、各階ごとの偏りはなかった。そして、患者ふん便及び調理従事者ふん便からノロウイルスを検出した。

八王子市保健所は、下記の理由により、本件を当該施設が調理し提供した給食を原因とする食中毒と断定した。
・患者の共通食は給食の他にはないこと。
・患者15名及び調理従事者3名からノロウイルスを検出したこと。
・患者の症状がノロウイルスによるものと一致しており、かつ発症もほぼ同一の時期に集中していること。
・本日、患者を診察した医師から食中毒の届出があったこと。

【発症者関係】
■原因施設:シルバービレッジ八王子西

■所在地:東京都八王子市宮下町500

■発症日時:11月28日16時から11月29日20時30分まで

■発症場所:当該施設内など

■発症者数:男:11名(発症者の年齢:48~95歳)、女:16名(発症者の年齢:48~91歳)

■症状:おう吐、下痢、発熱 など

■入院:女1名

■診療医療機関数・受診者数:5か所 25名(男:10名、女:15名)

■病因物質:ノロウイルス

■措置:営業者は11月29日から営業を自粛しており、八王子市は12月5日から3日間の営業停止の処分を行った。

■11月27日メニュー:
朝食:ご飯、味噌汁、鶏野菜炒め、納豆、漬物
昼食:ご飯、味噌汁、白身魚の野菜あんかけ、ごぼう巻きの煮物、和食サラダ、キウイ
夕食:ご飯、味噌汁、牛肉のスタミナ炒め、高野豆腐の吉野煮、れんこんの酢の物、漬物
おやつ:牛乳とフルーツのゼリー

■検査関係:患者ふん便:19検体15検体からノロウイルスを検出

■問い合わせ:福祉保健局健康安全部食品監視課 電話 03-5320-4475、4405

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