幻冬舎ルネッサンスより、10月24日、『孤独死のすすめ』(新谷忠彦著)が発行された。
「孤独死」というと、ネガティブなイメージを受けるかもしれない。だが、この本のなかでは、「孤独」とは決して孤立無援の「孤立」のことではない。個人が自己の責任において自由に生活しながらも、困ったときには支援が受けられる関係のことなのである。これこそが個人主義を成り立たせ、民主主義を真に機能させる大本となる。一人ひとりが真に独立する必要性を説いた、自らを律する覚悟の書。
筆者の新谷忠彦氏は東京外国語大学名誉教授。現在は、アジア・オセアニア地域に関する素人旅行コンサルタント業。アジア・オセアニア各国を見聞し、日本よりはるかに貧しく、また寿命も短い国々の現状を良く知る筆者ならではの切り口で、新しい「孤独死」の概念を語る。
【目次】
第一章 なぜ「孤独死」の覚悟が必要なのか
第二章 優等生の言動に左右されない自由な考え方
第三章 「世の中は確率、人生もまた確率」という考え方
第四章 「孤独死」を覚悟することによるこれだけの利点
第五章 どのように「孤独死」の準備をするか
第六章 個人が「孤独死」を覚悟しやすくするための制度設計
終 章 「孤独死」の覚悟をしますか、それとも民主主義をやめますか
■書名:『孤独死のすすめ』
■著者:新谷忠彦
■発行:幻冬舎ルネッサンス
■判型:新書・240ページ
■価格:880円(税込)
◎幻冬舎ルネッサンス
http://www.gentosha-r.com/