<離床促すベッド>新シリーズ「楽匠Zシリーズ」満を持して登場!――パラマウントベッド

パラマウントベッド株式会社は、11月13日、在宅介護用ベッドの次世代モデル「楽匠Zシリーズ」を開発、2014年1月6日より発売すると発表した。

これは2009年より発売され、類型26万第の販売実績を持つ「楽匠Sシリーズ」の後継機種となり、新シリーズ発売により、長年親しまれてきたSシリーズは製造販売ともに終了となる。

「楽匠Zシリーズ」の最大の特徴は、まったく新しい背上げ機能を搭載している点。腰から体を持ち上げることにより、視界ががらりと変わる。視界が変わると世界が変わる。

介護用ベッドの背上げ機能は、利用者の食事・立ち上がり等の動作の補助のほか、身体機能の維持・回復につながる大事な役割を果たしている。一方で、背中を押し上げることになるため、床ずれの発生要因となる身体のずれや腹部等への圧迫感につながる可能性もある。
そこで、「楽匠Zシリーズ」は、本人の自立を促すとともに介護者の負担も軽減する、まったく新しい背上げ機構を搭載している。これは、従来の背上げ動作に、ベッド全体が傾く動きを加えることで、起き上がり時の身体のずれや圧迫感を大幅に軽減。背上げ後の姿勢をしっかりと保持する。

特徴的なのは、新機構では、背上げした際に足先が座面よりも下がり、従来の背上げでは天井方向に向かいがちであった視線が、生活空間に広がりやすくなる点。また、膝が軽く曲がることで状態が動かしやすくなるほか、椅子に座る姿勢に近い、身体に負担のかかりにくい姿勢で過ごすことができ、ベッドからの離床もより容易となる。

つまり、「楽匠Zシリーズ」は、ベッド上での時間が長くなる要介護高齢者であっても、家族との会話や趣味など、介護度に応じた、その人らしい生活をサポートする。同社は、「楽匠Zシリーズ」によって、最終的には使う人がベッド上にいる時間が少しでも減っていくことを目指している。

医師、看護師OTPT等の専門家からの事前評価でも、「これまでは、起き上がる際に、後ろに転倒する恐れがあったが、このベッドは「足先が下がっているのでラクに姿勢を変えられる」「離床につながるベッド」と、高い評価を得ているという。

もちろん、福祉用具JIS規格で第三者機関より認証取得、レンタル事業者の業務効率を考え、従来品と比較して28%の軽量化を実現。清拭のしやすい構造や、水抜けがよく乾燥時間を半減した構造など、メンテナンスやクリーニングのしやすさにも配慮している。

「楽匠Zシリーズ」は、モーションの種類(3タイプ)、幅(2タイプ)と長さ(2タイプ)、デザイン(4タイプ)、スマートハンドル(停電時での手動調節)の有無(2タイプ)を展開する。


新シリーズ「楽匠Zシリーズ」と、同社代表取締役社長 木村恭介氏

◎パラマウントベッド
http://www.paramount.co.jp/

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