<ロコモ調査>60代以上の4割がロコモ予備軍!――コナミスポーツ

株式会社コナミスポーツ&ライフは、60歳以上を対象にロコモティブシンドロームの危険度を測定するための「体力測定(立ちあがりテスト)」を実施し、その結果を発表した。

テストは、全国の60歳以上の男女1,658人を対象に、敬老の日を含む9月14日~16日に行われた。

「立ちあがりテスト」とは、椅子などに腰掛け、腕の力を使わず足の力だけで立ち上がるもので、日常活動動作を行う為に重要な足腰の状態を把握するのに理想的なテストと考えられている。両脚立ち上がりのほか、片脚立ち上がりなどを行って、体重支持指数(WBI)を判定する。指数の目安として、「WBI60」であれば、立つ・座る・階段の昇り降りに支障がないという。

しかしながら、テストの結果は、ジョギングが出来る程度の筋力(WBI80以上)を持っている人は2割強、「WBI60」の人が3割強にとどまり、ロコモティブシンドローム予備軍とも言える「WBI40」の人が最も多く、4割の人が「WBI40」に該当していると判明。また、年齢が上がるにつれ、60代27.1%、70代31.2%、80台46%、90代90%以上と、その割合が急激に高まる傾向にあることも分かった。

同社によると、「WBI40」のまま足腰の機能が衰えてしまうと、さほど遠くない将来に、体の自由が利かない生活を強いられる危険があると指摘する。ただし、「WBI40」に該当した人がいきなり週に3回の運動を行うのはハイペースで、かえって体への負担が大きくなってしまうのだという。あくまでも自分に合った適切な運動を継続して行うことが大切で、無理は禁物だと強調する。


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数字の見方
40:ロコモ予備軍。寝たきり寸前、階段の昇降などでも、息切れを起こす。
60:ハードな運動には適応できない。
80:ジャンプなどの動きは難しいが、日常生活に支障はない。
100:基準となる数値、テニスなどハードな運動も可能。
120:十分な筋肉量。

◎株式会社コナミスポーツ&ライフ
http://www.konamisportsandlife.co.jp/

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