<過去最多>熱中症搬送5万8千人の半数が高齢者――消防庁

全国各地で最高気温の記録を更新した今年の夏。総務省消防庁は10月15日、今夏の熱中症による救急搬送の状況を発表した。

同庁によると、6月~9月に熱中症による救急搬送人員は58,729 人。これは、6月から調査を開始した平成22 年以降、これまで最多であった平成22 年の56,119 人を上回る搬送人員数となった。

救急搬送人員の年齢区分をみると、高齢者(65 歳以上)が27,828 人と最も多く、次いで成人(18 歳以上65 歳未満)23,062 人、少年(7 歳以上18 歳未満)7,367 人、乳幼児(生後28 日以上7 歳未満)466 人の順となっている。

また、医療機関での初診時における傷病程度をみると、軽症が36,805 人で最も多く、次いで中等症19,754 人、重症1,568 人、死亡88 人の順。なお、初診時における死亡は、これまで最多であった平成22 年の171 人に比べ、83 人減少した。このことは、熱中症の対処法が一般に浸透したことが推測できる。

都道府県別の救急搬送人員は、東京都が4,535 人で最も多く、次いで愛知県4,090 人、大阪府4,064 人となっており、大都市が多くなっている。一方、都道府県別人口10 万人当たりの救急搬送人員についてみると、国内史上最高気温を更新した高知県が75.09 人で最も多く、次いで和歌山県70.64 人、熊本県67.95 人だった。

いずれにしても、搬送者のうち、65歳以上のお年寄りが全体の47%を占めたことは、本人はもちろん、介護施設等にとって来夏に向けての課題だろう。

◎平成25 年夏期(6月~9月)の熱中症による救急搬送状況
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h25/2510/251015_1houdou/01_tenpu_shiryou.pdf

◎総務省消防庁
http://www.fdma.go.jp/

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