幻冬舎メディアコンサルティングは、超高齢社会に求められる介護サービスについて考える『プロ介護職のサービス』を発行した。
介護を必要とする人々の増加に伴い、多種多様な介護サービスが提供されているが、運営方針や現場でのケアの方法はそれぞれ大きく異なっている。「幼稚園のお遊戯のようなレクリエーション」「決められた時間に出され、選択のできない食事」でほんとうにいいのか・・・。こんな疑問を抱いている介護職の人も少なくないだろう。同書では、職業意識として高い専門性にもとづいた介護サービスがどのように実践されているかを紹介している。
著者、小林由憲氏が社長を務める大起エンゼルヘルプでは、すべてを人に依存するのではなく、自分でできることは自分で行い、互いに助け合って、社会ともつながって生きていく「生活支援」を目指しているという。その理念を実践するために、現場の介護職にはどのようなことが求められるのか、「プロ介護職」の姿が見えてくる。「当たり前の日常生活の支援」としての介護の実際を考えさせられる一冊だ。
■書名:『プロ介護職のサービス』
■目次:
第1章 今、介護現場は変革の岐路に立てされている
第2章 「手取り足取り」のアマチュア介護、「自立を促す」プロ介護
第3章 超高齢社会でプロ介護職に求められるサービスの本質
第4章 多様化する介護業界で求められる新常識
■著者:小林由憲
■定価:1,260円(税込)
■仕様:並製 /207ページ
■発行:幻冬舎メディアコンサルティング
◎幻冬舎メディアコンサルティング
http://www.gentosha-mc.com/